まつだ眼科形成外科|東京都狛江市

眼科一般診療をはじめ、まぶたや涙目に対する高度な治療を行います。

topimage

HOME ≫ ブログ ≫

ブログページ

「イシャチョク」より取材を頂き、眼瞼下垂についての記事を執筆しました

ishachoku_logo2
この度、医療情報や病院検索サイトである「イシャチョク」様より、眼瞼下垂についての執筆取材を受けました。眼瞼下垂を発症した場合の症状やなりやすい方の特徴、治療内容などについて色々と記載しています。ご興味のある方は、是非一度ご覧ください。https://ishachoku.com/supervised-article/11996/
2022年06月09日 10:42

眼瞼内反症(逆さまつげ)の治療について

IMG_7060
眼科の医学雑誌である「臨床眼科」2月号の特集記事に今回、眼瞼内反症(逆さまつげ)の治療について執筆しましたので本日はその内容を一部ご紹介します。

”逆さまつげ”という言葉、聞いたことがある方も多いと思いますが、医学的にいうと異なる病態をひとまとめにした用語になります。区分けとして、まぶたの向きに問題がある「眼瞼内反症」、睫毛(まつ毛)の向きに問題がある「睫毛内反症」、睫毛の生え方に問題がある「睫毛乱生症」に分類されます。本日は下まぶた全体が眼球側に倒れこみ目に触れた状態である「下眼瞼内反症」について記載します(若年者に多い睫毛内反症については、後日ブログでご紹介します)。

症状は、眼がゴロつくといった眼異物感、充血、眼脂(メヤニ)が代表的です。長期間放置してしまうと角膜が混濁して視力が低下してしまうこともあります。本疾患の病態は下まぶたを支える周囲構造の緩みや下まぶた自体の劣化が原因であり、60代を超えると徐々に発生頻度が増加します。自然軽快は期待出来ないため発見次第、治療することが望ましいといえます。

治療法は「糸による埋没法」と皮膚を切開する「切開法」に分かれます。埋没法は簡便でまぶたへの侵襲も少ないのですが重症例や再発症例では適さないことが多いです。一方、切開法はどのような例に対しても適応可能であるとされ、まぶたの状態に応じて治療法を選択をすることが大切です。

一口に切開法といっても様々な方法があるのですが、最も安定した成績が出せる術式がLER前転法になります。LERとは下眼瞼を下方に下げる役割を持つ下まぶた内部の構造体であり、下眼瞼内反症ではLERの緩みが主原因とされています。このLERを引き締める効果を有するLER前転法は病態に即した治療であるといえ、非常に低い再発率を達成できる術式になります。しかし実際は人のまぶたも十人十色であり、どのようなまぶたであっても同一の術式で低い再発率を達成できる訳ではありません。当院では様々あるまぶたの状態に対しても安定した成績が出せるようにLER前転法に一工夫を加えた治療を行っています。是非安心してご相談にいらしてください。

先に述べたその他の逆さまつげについても治療法はそれぞれ異なりますので、後日またブログで書きたいと思います。
2022年02月28日 17:19

眼瞼黄色腫の治療について

プレゼンテーション1
黄色腫という病気をご存じでしょうか?
黄色で結節状の皮下病変であり、中性脂肪やコレステロールといった脂質代謝異常に関連して発症するケースや関連が不明確なケースがあります。膝や肘、踵などにしばしばできますが、まぶたは好発部位の一つです。この病気は治療に際して戸惑うこともあるやや厄介(?)なものの一つになりますので2例の症例写真とともにブログで取り上げてみます。

まぶたにできる黄色腫のことを眼瞼黄色腫と呼び、上まぶたの内側が好発部位であり、たまに目尻などにもできたりします。

治療は外科的に切除もしくはレーザー治療になります。レーザー治療は根治は難しい場合が多く、またレーザーを当てた部位が白く変色して外観的に目立ってしまうことがあり、当院では基本的に切除以外はお勧めしておりません。ただし、切除にも問題点があります

黄色腫は皮下に皮膚と癒着するように存在するため、病変のみを掻き出すことは難しく、皮膚も同時に切除することが一般的です。先に記したように、眼瞼黄色腫は上まぶた内側が好発部位であり、外側に比べて皮膚余剰が少ない部位であること、また病変は概ね円形に生じることから切除の際に無理のないデザインの作成は難しいことが多いです。

当院では皮膚切除の際のデザインを応用することで対応しています。場合によっては切除した正常皮膚を欠損部に補填する皮膚移植なども行いますが、極力、切除後の見た目が自然となるように心掛けています。是非安心してご相談ください。
2022年01月06日 18:18

”眼瞼下垂手術” 当院の特徴について

まつだ眼科_footer
googleなどで”眼瞼下垂手術”と検索してみると、数多くの病院やクリニックのホームページが見つかるかと思います。そこには眼瞼下垂の一般的な説明やそれに対する治療法などが書かれているかと思います。予備知識が少ない方からすると、どこで手術を受けたとしてもそれほど大差ないのでは??、と考えてしまうかも知れません。しかし、実は眼瞼下垂手術の実際はクリニックごとに大きな違いがあり、それが結果にもつながってくる、といっても過言ではありません。本日は、当院における眼瞼下垂手術の特徴について書きたいと思います。以下の4点で大きく集約されるかと思いますが、手術をご検討される際の参考になりましたら幸いです。

① 詳細な解剖学の知識に根ざした眼瞼下垂手術
  ⇒ 良好な手術を行うにあたり、まぶたやその周辺の組織における解剖学の詳細な知識は必要不可欠です。ある特定の術式だけを行う場合には、そこで必要とされる最小限の知識だけでも手術を行うことは可能であり、実際そういったクリニックも多いのではないかと思われます。当院では、まぶた内部の立体的な構造への詳細な理解をはじめ、まぶたを挙上させる筋肉の解剖学的知識に基づいて手術を行っているため、通常の方法では思ったほど挙がらなかったといった術中の不測の事態への対処であったり、他院術後の醜形に対する修正といった難症例に対しても、大抵の場合でより良く対処することが可能です。

② 眼形成に特化した眼瞼下垂手術
  ⇒ 眼瞼下垂手術は、眼科もしくは形成外科(もしくは美容外科)で行われることが一般的ですが、両者には手術結果において重要視する点に違いがあります。眼科では通常、視機能に配慮されたまぶたであることが必要条件とされる一方、形成外科ではまぶたの形状の美しさが第一に求められます。良好な結果にはどちらの要素も不可欠といえますが、科の特性上、両立は難しいことはよく経験されます。当院は眼科と形成外科、両者の知識および技量を兼ね備えた国内でも数少ないクリニックの一つであります。眼形成の豊富な治療経験を有する専門医(眼形成手術歴10年以上)である院長が手術を手掛け、目に優しく美容的にも配慮された治療をご提供しています。

③ お一人お一人のまぶたの状態に応じたオーダーメイドな眼瞼下垂手術
  ⇒ まぶたの状態は各個人で千差万別であり、全ての方に対して画一的な手術法を用いるだけではご満足いただけることは難しいと思われます。当院では豊富な執刀経験をもとに、切る or 切らない 手術の選択肢だけでなく、様々な手術法のなかで、重症度やまぶたの特徴に応じた最適な方法をご提案することができます。一人でも多くの方にご満足いただけるよう、万全の体制を整えています。

④ 治療に関する負担を極力抑えた眼瞼下垂手術
  ⇒ 以前よりブログで書いている通り、当院では通常の切る治療に加えて、切らない眼瞼下垂手術も数多く行っています。切らない下垂治療ではダウンタイムはとても短く、術直後においても日常生活は変わらずにお過ごしいただけます。切る治療についても、手術所要時間は片眼で約10~15分、両側で20分~30分程度のため、術後の腫れは目立たないことがほとんどです(ブログでお示しした症例写真などを参考にしていただければと思います)。術後の通院回数も負担を抑えるよう、抜糸までをdutyとしておりますが、その後は相談で決定しています。術中および術後の痛みについても麻酔法を含めた細心のケアをおこなっているため、安心して治療を受けて頂くことができます。


 
2021年12月06日 00:17

他院術後修正について

プレゼンテーション2
左:術前 右:術後1週  上段:三角目の修正     中段:凹み目の修正    下段:低矯正の修正

眼瞼下垂手術では”視界が広くなる”、”楽にまぶたが開けられる”、”頭痛や肩こりの改善”といった機能的な面だけでなく、”綺麗な二重や自然なまぶたの形を作る”といった整容的な面も大切な要素といえます。手術を受けられた方に治療結果に対して真に満足して頂くためには機能面と整容面の両立といったハードルを乗り越えることが術者には求められる訳です。(ただし保険診療の原則からは機能的な改善が求められるのみであり、整容面は通常保険の対象とはなりません。保険診療と自由診療の違いについては後日またブログで書きたいと思います。)

当院では他院で眼瞼下垂手術を受けられて、残念ながら”結果に満足出来なかった”といった方を数多く診療しています。その方々の訴えは、実に様々であり、そのような結果を招いてしまった原因についてもお一人お一人で異なります。他院術後の修正手術では、その原因を的確に掴んだ上で、それを修正するための方法(出来れば極力負担が少ない方法)を見い出して実行する必要があります。
以下に、写真の例の簡単な解説を致します。

上段:まぶた治療で有名な眼科医院で手術を受けられた方です。三角目の修正希望で前医での手術から1週間後に当院へ来院されました。三角目は非生理的なまぶた形状のため整容的に非常に不利な状態といえます。前医での挙筋腱膜の固定部位を外したうえで、生じた瘢痕を可及的に解除後、あらためて腱膜の固定をし直しました。皮膚の切除量や皮膚切除の高さについても前医での処置に疑問が残る例でしたが、とりあえず三角目が修正されたことで、安心して頂けました。

中段:他院美容外科で眼瞼下垂手術を受けられた方です。手術を受けてまぶたは術前よりも少し挙がったようでしたが、まぶたの上の凹みが対側よりも深いことが気になっていたそうです。前医でそのことを相談するも”今度は埋没による切らない眼瞼下垂手術をやってみましょう”と言われてしまい不安になって当院へ相談に来られました。眼瞼下垂の程度はわずかであったことから埋没法を勧められたものと推測されますが、埋没法での下垂治療は効果の永続性の観点からは望ましくない治療であると思います。実際、当院で行った修正手術では挙筋腱膜とミュラー筋の両者を前転してはじめて凹み目は解消されました。ご本人からも”想像していた以上にまぶたが軽く楽になりました”とのお声を頂けました。

下段:他院形成外科で手術を受けるも、うまくまぶたが挙がらなかったとのことでご来院されました。その理由などを主治医に聞いてもはっきりとした返事を頂けなかったとのことで不安になり当院へ相談に来られました。当院での修正手術では、前医での挙筋腱膜の前転量が明らかに不足していたことが分かり、左右のバランスを確かめながら前転量を調整しました。修正術後、まぶたの挙上は良好でカーブ形状も綺麗に維持できました。

当院は眼形成を専門としており、眼科診療技術を有しながら、まぶた治療に特化した形成手術を多数行っています。豊富な治療経験を生かして、難易度の高い修正手術も数多く手掛けておりますので、まぶたでお悩みの方は是非一度ご相談ください。

他院術後の修正手術(費用) 片側 290000円 両側 390000円  

 
2021年12月04日 20:56

眼形成診療・手術の見学を希望される医師を受け入れています

IMG_3165
まぶたのトラブルやなみだ目など、眼形成疾患でお悩みの方は数多くいらっしゃいます。一方で、同領域は比較的新しい専門分野であり、眼形成に特化した研修経験を有する医師が大変不足しています。そのため、適切な治療を受けられる機会が国内において少ないのが現状です。
当院では以前より眼形成疾患に対応できる医師を養成する目的で、主に母校からの医師の研修・見学の受け入れをしておりました。
この度、医局の垣根を超えて見学希望の医師を随時受け入れることにしました。当院では眼瞼下垂(小切開法を含めた切る治療 or 切らない結膜アプローチ法)や若年者の逆さまつげ治療、悪性腫瘍の再建手術といった難易度の高いまぶたの専門治療や涙道内視鏡を用いた涙管チューブ挿入、DCRなど多種多様な眼形成関連の手術を行っております。見学や研修希望の医師の方がおられましたら是非ご一報ください。
2021年10月26日 08:55

まぶたにできる怖い”できもの” 「眼瞼悪性腫瘍」 

悪性腫瘍
左上:脂腺癌     左下:扁平上皮癌  右上:基底細胞癌   右下:悪性黒色腫

まぶたにできる”しこり”や”イボ”、所謂まぶたのできものでお悩みの方は多いと思います。まぶたには実に多くの種類のできものが生じますが、分類上、ものもらいや霰粒腫に代表される炎症性のもの、嚢胞性(水風船のようなもの)のもの、その他、腫瘍性のものなどがあります。たいていのできものは”医学的に大きな問題となることは少ない”ため、異物感の症状であったり見た目として気になるようであれば手術で切除したりします。しかし、なかには決して見逃してはいけない”怖いできもの”が存在します。

写真は代表的なまぶたの悪性腫瘍になります(全て自験例です)。まぶたにも癌ができるの!?と驚かれる方もおられると思いますが、無理もありません。まぶたの悪性腫瘍は希少がん(6例未満/10万人)の扱いとされ、認知度はとても低く、眼科診療の場面においても悪性腫瘍を診察する機会は非常に限られます。そのため、非常に重要な疾患であるにも関わらず、良性のしこりとして診断されていたり、検査されずに様子見となっている例なども残念ながら存在します。しかし上記の例は、全身にできる癌と同様、局所で際限なく大きくなるだけでなく、全身へ転移をきたし最悪の場合、命に関わることもあります。早期発見、早期治療が何より大切であり、疾患の認知度を高めていく必要があります。

当院は、悪性腫瘍を含めまぶたのできものに対して豊富な治療経験があります。後日、診断のポイントや当院で行っている眼形成テクニックを用いた治療の実際についてお話ししたいと思います。


 
2021年10月21日 21:05

コンタクトレンズ長期装用による眼瞼下垂

プレゼンテーション3
上:術前  下:術後1週

男性患者さんより、「先生の書いてるブログには男性の例が少ないので参考にしずらい」とのご意見を頂いたので本日は男性例を挙げさせて頂きます(笑)。
コンタクトレンズ装用者による術前後の例になります。以前、当ブログで少し書きましたが、コンタクトレンズ長期装用(20年以上)は眼瞼下垂を発症させる危険性があります。ソフトレンズでもハードレンズでも起こりえますが、ハードレンズのほうが危険性は高いとされています。

発症機序として、① レンズ着脱の際、まぶたに触れることによる物理的要素、② レンズ装用中にまぶたの裏側から炎症が波及しまぶた内の組織が硬くなる要素、の2つが文献的に推定されています。①については、”まぶたをよくこする癖がある方は眼瞼下垂になりやすい”という事実から、その機序は理解しやすいかと思います。②についてはあまり知られていませんが、コンタクトレンズによる下垂症例を手術していると眼瞼内部の組織が硬くなっていることがしばしば経験されます。

①と②の要素のどちらがより発症に関与しているか、実は治療の観点からは非常に重要です。
多くのまぶた治療の教科書には、”コンタクトレンズによる下垂では手術に比較的容易に反応する(簡便に挙げられる)”と書いてあります。①の要素の関与が強い場合にはその通りなのですが、②の要素が強い場合、程度によっては治療への反応が非常に悪いことがあります。実際、症例の多くは①の要素の関与が強いために問題ないことが多いのですが、術前の段階では①と②を見分けることは難しいと考えられます。したがって、油断は禁物だよというお話しでした。

#写真使用にはご本人の許可を得ております。

想定される合併症:眼異物感、皮膚のたるみ、再発
費用(保険適応の場合):片側 1割負担 7200円  3割負担 21600円
2021年10月10日 09:19

埋没法(二重手術)でまぶたの重みが解消されない例 ②

プレゼンテーション4
上:術前 下:術後1週

昨日、埋没法後のまぶたの重みでご来院された方の例をご紹介しました。最近、同様の症状でお悩みの若い方が数多くご来院されるので、本日も1例(20歳女性)ご紹介します。
術前写真をご覧いただくと、(昨日の方と比較して)やや幅広いふたえが形成されてます。お若いこともあり皮膚弛緩が目立つ感じでもありません。しかし、ご本人はまぶたの重みで大変悩まれています。一体なぜ、このような訴えになるのでしょうか?

これは”まつ毛に掛かる皮膚”が原因です。人はまつ毛に負荷を感じると無意識に眉毛(まゆげ)を挙上させて視界を確保しようとします。若い方はご高齢の方と違い、眉毛を挙上させる癖がついていない(=おでこに皺がよっていない)ため、眉毛を挙上させることに負荷を感じる傾向があります。この状態に埋没法で対処する場合(あくまで、通常のふたえ幅を想定)、ふたえのくびれがしっかりしていれば通常問題となることは少ないのですが、糸の緩みとともに徐々にくびれは浅くなり、いずれまつ毛に掛かる負荷を軽減できなくなります。そうなると、埋没法で作られたふたえの線は機能的に意味をなさなくなり、”単なる皺”と変わりないことになってしまいます。

切開法の術後1週の写真をご覧いただくと、ふたえの幅は術前とおおきな変化はないものの、まつ毛に掛かる負荷が軽減され、お悩みの症状はすっかり解消されました(祝)。確実な手技が行われさえすれば、切開法の効果は埋没法とは違い永続的です。切開法に対して抵抗を感じておられる方もいると思いますが、まぶたの腫れや皮下出血は工夫しだいでかなり抑えることができますし、切開ラインも(まだ赤みはあるものの)丁寧な手術であれば周りに気付かれる心配はそれほど必要ありません(笑)。

まぶたの重みや眉毛の違和感による悩みをもつ方は、年齢を問わず多くいらっしゃいます。勇気を出して受診してみても、「若いし、まぶたは特に問題ないよ」などと言われ真面目に取り合ってもらえなかった、といった話しもよく聞かれます。
気になることがあれば、是非一度、当院へご相談にいらしてください。

#写真使用にはご本人の許可を得ております。

想定される合併症:眼異物感、皮膚のたるみ、再発
費用(保険適応の場合):片側 1割負担 7200円  3割負担 21600円
2021年10月02日 21:49

埋没法(二重手術)でまぶたの重みが解消されない例 ①

プレゼンテーション2
上:術前 下:術後1週

まぶたの重みのお悩みでご来院された20代女性の例です。
この方は以前、他院でまぶたの重みに対して、埋没法によるふたえ手術を受けたことがあるとのこと。手術直後の状態の詳細は不明ですが、現時点で言えることとして、目を開けた際のふたえの陥凹がすでに浅くなっており、この状態ではまぶたの重みを解消させる効果は期待できません。総じて、埋没糸のみでは永続的な効果を出すのは難しいといえますし、逆に言えば、埋没法ではふたえが作られた日に効果は最大で、それ以降は落ちる一方であるということになります。

そこで、当院では切開法で対応させていただきました。術後1週の時点で、目の開きやまつ毛の向きが良好となり、目を閉じた際の陥凹も目立たないのがお分かり頂けます。切開法ですので、重みの解消効果についても永続性が期待できます。ご本人から、術後に目を開けるのが軽くなって、とても楽になりましたと喜んでいただけました。

当院で行う手技では、目元を変えるのではなく、その人らしい雰囲気を維持した自然な二重まぶたを再現できるよう心掛けております。
埋没法後の経過が思わしくない方などいらっしゃいましたら是非一度ご相談ください。

#写真使用にはご本人の許可を得ております。

想定される合併症:眼異物感、皮膚のたるみ、再発
費用(保険適応の場合):片側 1割負担 7200円  3割負担 21600円
2021年10月02日 17:55
診療時間
 
AM 手術 - - 手術 -
PM - - 手術 手術 - -
9:00~12:00/14:30~17:30
「●」は9:00~13:00
休診日:火・水・日・祝日
受付開始は診療開始15分前から、受付終了は診療終了15分前まで。
学校検診は事前にお電話でのご予約が必要となります。
03-5761-4406
東京都狛江市和泉本町4-2-13 SANTE SAKAE 102

サイドメニュー