まつだ眼科形成外科|東京都狛江市

眼科一般診療をはじめ、まぶたや涙目に対する高度な治療を行います。

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睫毛内反症の治療(若年者の逆さまつげ)について

プレゼンテーショ
以前のブログで逆さまつげについて少し書きましたが、その際は高齢者に多い眼瞼内反症についての記事でした。本日は若年者に多い逆さまつげである「睫毛内反症」について触れたいと思います。睫毛内反症とは睫毛(まつ毛)が眼球側に向かって生えており、睫毛の先端が眼球に接触している状態を指します。ゴロゴロとした異物感や眼脂、充血といった症状がでます。重症の場合、角膜が濁ってしまうことや乱視による視力低下を招くこともあるため適切なタイミングでの治療が大切です。

睫毛内反症は睫毛の向きに関わる皮下穿通枝の未発達が発症要因とされていますが、下まぶたの皮膚余剰や内眼角贅皮(蒙古襞)なども発症への関与が疑われています。皮下穿通枝の作成、皮膚余剰の切除、内眼角形成といった様々な手技を発症要因に応じて治療されているのが現状と思われます。術式を組み合わせる理由は術後再発をなるべく抑えるためなのですが、一般的には、より侵襲的な(ダメージの多い手技)術式であるほど再発率は低く抑えられるものの見た目は悪くなってしまう(整容面で不利益)傾向にあります。つまり、上記の手技をやり過ぎてしまうと、傷跡が目立ってしまったり、必要以上に結膜面が見えすぎる(あっかんべー状態)といった、あまり好ましくない見た目になってしまいます。睫毛内反症の対象が通常、若年者であることから、見た目への影響は大きな問題であり、治療をためらう原因にもなります。

そこで、当院では再発率を極力抑えつつ、見た目も綺麗なままでいられるような術式を独自に取り入れてみました。

それでは症例写真をご覧ください。
10代の男性の例です。術前写真では、下まぶたの内側を中心に睫毛が起立しているのが分かります。術後1週の写真では、下まぶたの瞼縁に近い部位に線が見えますが、左右差もなく、目立たない傷跡であることがお分かり頂けます。本例は皮下穿通枝の作成に加えて、同一の術野内において再発に寄与すると思われる部位の処置を追加で行っています。見た目を維持したまま長期的にも再発が少ない術式となっており、同一の術野での処置というのが傷跡を増やさないという意味でポイントとなります。

本術式は当院独自の方法であり、治療を受けられた方からも高い評価を頂いています。逆さまつげで悩まれている方や低侵襲な逆さまつげ治療をご希望の方などに本記事がお役に立てましたら幸いです。
 
2022年09月04日 10:59
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