まつだ眼科形成外科|東京都狛江市

眼科一般診療をはじめ、まぶたや涙目に対する高度な治療を行います。

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眼瞼・涙道の疾患

眼瞼下垂 

眼瞼下垂について

まぶたを開ける筋肉の作用がまぶたに対してうまく伝わらず、まぶたが下がってしまう状態を指します。まぶたを開けるのが重く感じるようになり、程度に応じて、視界が狭くなります。表情も疲れた眼元(額に多数の皺が寄る、上まぶたの窪み)になり、頭痛や肩こり、眼精疲労の原因となることもあります。 発症要因には先天性、加齢性、コンタクトレンズによるものなど様々であり、原因に応じて、適切な術式を選択します。

当院での眼瞼下垂手術の特長

1. 以前の眼元の雰囲気をくずさない、皮膚を切開しない手術法の導入
当院では、皮膚を切開しない手術法を独自に開発・導入しています(日本眼科学会雑誌 2019年 掲載)。切開しない術式として国内で広く認識されている埋没法とは異なり、手術の効果や安定性に関して、皮膚を切開する術式と同等もしくはそれ以上の成績が期待できる新たな術式になります。(以下に記載した、院長執筆文献を参照)。本術式では、手術中の痛みや術後の腫れが極端に少なく、皮膚面に傷跡が残りません”本来の眼元の雰囲気を取り戻せる”利点もあり、自然なまぶたの動きを維持できるため“まぶたは上がっていても、手術を受けたことを周りに気付かれなかった”とのお声を数多く頂けています。また当院では手術時の痛みや不安を極力抑えるために、通常行われる麻酔に加えて様々な工夫をおこなっており、日帰りによる手術を安心して受けて頂けます。
2. 8000例を超える眼瞼手術の執刀経験を持った眼形成の専門医による手術

眼形成とは、眼科の専門領域の一つであり、眼科的な観点(眼に優しい手術)を基本としながら、眼の周囲に特化した高いレベルの形成手術をおこなう領域です。眼瞼下垂に対する手術方法は国内外で様々ありますが、効果や安全性について括弧としたエビデンスに基づいた術式は実はとても少ないのが現状です。当院では豊富な眼瞼手術の執刀経験をもとに、以下に示す多くのエビデンスを国内のみならず海外にも発表し、それを日々実践して参りました。当院であれば今までとは異なったアプローチからの治療法のご提案によって、永らく解決出来なかった症状から解放されるお手伝いが出来るかもしれません。まぶたの疾患で悩んでいてもなかなか周りに相談出来なかった方、相談してもうまく対応して貰えなかった方など、是非一度、お気軽にご来院頂ければ幸いです。

・Greafes Arch Clin Exp Ophthalmol 2020
・Eye 2018, 2020
・J Plast Reconstr Aesthet Surg 2018, 2020   etc

その他、各種メディアによる院長取材
・読売新聞 「医療ルネサンス」2019年8月7日発刊
・朝日新聞 2018年3月28日発刊
・ヘルス&ライフ 390号 2017年5月発刊 
・明日の友 228号 2017年7月発刊

手術費用

保険適用の場合

3割負担の場合 片側で約30,000円
1割負担の場合 片側で約10,000円

よくあるご質問

手術の際、痛みを感じますか?
麻酔の注射の際、若干の痛みを感じることはありますが、その後に
痛みを感じることはほぼありません。また、通常の麻酔以外にも痛みや不安を取り除く様々な工夫をしておりますのでご安心ください。
術後の腫れはどのくらい続きますか?
個人差はありますが、皮膚を切開した場合には2週間程度、切開しない場合には数日程度で落ちつく場合がほとんどです。
保険は効きますか?
保険適応の可否はまぶたの状態や現在までの経緯によって判断されます。保険と自費の違いについてはご来院された際、詳細をご説明致します。
抜糸はいつ頃になりますか?
皮膚を切開した場合には約1週間後に行います。皮膚を切開しない術式では抜糸の必要はありません。

逆さまつ毛

眼瞼内反症

加齢に伴い、まぶたに緩みが生じることで、まぶた全体が眼球方向に入り込み異物感を生じる疾患です。治療法には、大きく分けて、糸による埋没法、切開法があります。それぞれ、様々な術式のバリエーションがあります。
緩みの原因に即した最適な治療法を選択することで術後の再発率を下げることができます。

睫毛内反症

まつ毛の向きが通常よりも眼球側に向くことによって、眼球表面と接触してしまう疾患です。お子さんや若い方に多い疾患で、異物感のほか、眼元をよくこする、目がかすむなどの症状が出ます。
年齢が進むことで改善する傾向にありますが、程度によっては手術を選択する場合があります。治療法には、糸による埋没法、切開法があります。

眼瞼腫瘍

眼瞼腫瘍について

まぶたにできる腫瘍性病変は良性・悪性含め様々なものがあります。当院では腫瘍の切除および再建法(まぶたの形成術)についても豊富な経験を有しており、整容面への配慮だけでなく、眼に優しい再建法の選択は当院の大きな特徴の一つです。目周りのイボ・しこりでお悩みの方は、是非一度、ご相談ください。

良性腫瘍

腫瘤部位のみの切除を原則とします。整容面にも極力配慮した術式を選択します。  

悪性腫瘍

悪性細胞をわずかでも取り残してしまうと腫瘍の再発は必発であり、その結果、全身への転移をきたし最悪の場合、生命にかかわることがあります。そのため、悪性腫瘍に対する治療では腫瘍部位のみならず正常部位を余白として含めた広範なまぶたの切除を要します(まぶたが全欠損になることもあり、大掛かりな再建が必要となります。下の写真の例では、したまぶたの横幅の半分以上が欠損しました)。腫瘍切除後のまぶたの再建法は様々ありますが、当院では美容的に優れた形状を心掛けるとともに術後の痛みを極力おさえた、目に優しい術式を第一選択としています(右下の写真例)。

涙道疾患

涙道疾患とは01

涙道疾患について

涙の通り道である涙道が細くなると、涙があふれて見えにくい、めやにが多いなどの症状がでます。新生児では生下時から続く眼脂の原因となることもあります。また、外傷後の涙小管断裂では緊急での涙道再建手術が必要となります。当院では、最先端の映像ファイバーを有する涙道内視鏡を用いた涙道の検査や、鼻内視鏡を用いた涙道のバイパスの手術をおこなっております。

涙道疾患の治療法

1.涙管チューブ挿入術 (涙道内視鏡を併用)

涙道内に内視鏡を挿入して、狭窄や閉塞部位を直視下に確認します。涙道内腔を可及的に広げたあと、涙管チューブを挿入します。初回の治療では第一選択の手術法となります。局所麻酔で、手術時間は10分程度です。
 

手術時間 10分程度
2.涙囊鼻腔吻合術(DCR)

涙囊から鼻腔内へ新しくバイパスとなる道を作成します。涙管チューブ後の再発例や涙囊炎を生じた難治例に対して適応となります。局所麻酔で、手術時間は1時間程度です。

手術時間 1時間程度

手術費用

涙管チューブ挿入術
3割負担 約15,000円
1割負担 約5,000円
(別途、保険医療材料費としてチューブ代金が3割負担で約6000円、1割負担で約2000円)
DCR
3割負担 約70,000円
1割負担 約24,000円

よくあるご質問

手術の際の麻酔について教えてください。
目頭付近に麻酔の注射をします。処置中は強い痛みは感じないことがほとんどですが、涙道内に硬い閉塞がある場合、それを解放する際に痛みを伴うことがあります。また、処置後数時間、瞼が下がるとともに物がダブって見えますので、お帰りの際はお付き添いの方とご帰宅されることをおすすめしております。
再発することはありますか?
涙管チューブ挿入術では手術の性質上、長期的にみると再発することがあります。一方、DCRでは根治を望めることが多いといえます。
診療時間
 
AM 手術 - - 手術 -
PM - - 手術 手術 - -
9:00~12:00/14:30~17:30
「●」は9:00~13:00
休診日:火・水・日・祝日
受付開始は診療開始15分前から、受付終了は診療終了15分前まで。
手術枠では診察は行っておりません。学校検診は事前にお電話でのご予約が必要となります。
03-5761-4406
東京都狛江市和泉本町4-2-13 SANTE SAKAE 102

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