まつだ眼科形成外科|東京都狛江市

眼科一般診療をはじめ、まぶたや涙目に対する高度な治療を行います。

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切らない眼瞼下垂手術:生理的なカーブ形状の利点について

3角目
前回の記事において、切らない眼瞼下垂手術についての利点の一つである”カーブ形状の出しやすさ”について書きました。本日は”まぶたの生理的なカーブ形状を出すことの意義”について、改めて考えてみたいと思います。

生理的なまぶたのカーブ形状とは、内側から外側に渡ってなだらかな上まぶたのカーブを呈した状態を指します。そして、まぶた形状は切るもしくは切らない眼瞼下垂手術において挙筋群を前転することで大なり小なり変化することになります。仮に生理的なカーブ形状が得られなかった場合、それのみでも見た目の不利益となってしまいますが、実はそれに伴って二重幅の均一性も同時に崩れてしまうことが多いことは知っておくべきと考えます。切る眼瞼下垂手術では皮膚切除を併施することが多く、皮膚切除量の範囲を決める際には二重幅の均一性を意識して始めにデザインを行います。つまり、生理的なカーブ形状が得られる前提で皮膚切除を行っているのです。このことは切る手術の懸念点の一つとして知っておくべき内容と思われますし、切らない眼瞼下垂手術におけるカーブ形状の出しやすさの利点に繋がってくるものと思います。

呈示の写真は切る眼瞼下垂手術後の例ですが、カーブ形状は中央が上に凸の状態、いわゆる三角目を呈しています。生理的なカーブ形状が得られておらず、それに伴って二重幅は内側と外側は広めで反対に中央のみ狭くなっており、全体として二重幅の均一性が崩れてしまっているのが分かります。

本日はカーブ形状と二重幅の均一性の関係性およびそれにまつわる切らない眼瞼下垂手術の利点についてのお話しでした。
2023年10月01日 21:10
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