まつだ眼科形成外科|東京都狛江市

眼科一般診療をはじめ、まぶたや涙目に対する高度な治療を行います。

topimage

HOMEブログ ≫ 術後の二重瞼(ふたえ)の幅を決める要素とは? ≫

術後の二重瞼(ふたえ)の幅を決める要素とは?

プレゼンテーション5
眼瞼下垂手術を受ける際、手術後の二重瞼の幅がどの程度になるか、広い二重幅や反対に狭い二重幅(所謂、奥二重の状態)など大変気になりますよね!?意外に思われるかもしれませんが、術後の二重幅は様々な要因に左右されるため、完璧にコントロールすることは大変難しいことといえます。本日は術後の二重瞼の幅が何によって決まってくるのか、そのポイントについて解説します。

術後の二重幅は決める主要因には、①皮切の高さ(睫毛から何mmで切開するか)、②残りの皮膚の量③術後のMRD④眉毛の位置が挙げられます。①は感覚的に理解できると思いますが、高い位置で切れば広い二重になりますし、低い位置で切れば狭めの二重になります。②は切開デザインのうち、上のラインから眉毛までの距離で計測します。残りの皮膚量が少なければ広い二重になりますし、多ければ狭めの二重になります。③は下垂を矯正した結果、予定したまぶたの高さまで挙がらなかった場合には広めの二重になり、予定よりも挙がり過ぎた場合には狭めの二重になります。④は眉毛の位置が下垂矯正後に下降する(通常、下垂治療後に前額部の筋はリラックスする)影響のことですが、下降程度が少ない場合には広めの二重に、多い場合には狭い二重となります。

術前に決めておけることは①と②だけであり、③を予想しながら二重幅をコントロールしていくことになります。ちなみに④を正確に予想することは難しいとされます。
大事な点は①~④のいずれもが術後の二重幅にとって重要な要素であり、これらの組み合わせの結果として決まるものであるということ、一つの要因で決まるほど術後の二重幅は単純ではないことを知っておいて頂ければと思います。

その他の要因には二重の作成方法軟部組織の量やその処理方法、皮膚の厚みや硬さ等によっても二重幅は影響を受けますが、これらについては後日またあらためてご説明したいと思います。

 
2023年04月28日 13:22
診療時間
 
AM 手術 - - 手術 -
PM - - 手術 手術 - -
9:00~12:00/14:30~17:30
「●」は9:00~13:00
休診日:火・水・日・祝日
受付開始は診療開始15分前から、受付終了は診療終了15分前まで。
手術枠では診察は行っておりません。学校検診は事前にお電話でのご予約が必要となります。
03-5761-4406
東京都狛江市和泉本町4-2-13 SANTE SAKAE 102

サイドメニュー