埋没法(二重手術)でまぶたの重みが解消されない例 ①
まぶたの重みのお悩みでご来院された20代女性の例です。
この方は以前、他院でまぶたの重みに対して、埋没法によるふたえ手術を受けたことがあるとのこと。手術直後の状態の詳細は不明ですが、現時点で言えることとして、目を開けた際のふたえの陥凹が浅くなっています。睫毛にかかる負担を軽減できないと、まぶたの重みを解消させる効果は期待できません。埋没法では機能的な観点からの永続性は難しく、その効果は手術当日が最大でそれ以降は落ちるだけということになります。
そこで、当院では切開法で対応させていただきました。術後1週の時点で、目の開きやまつ毛の向きが良好となり、目を閉じた際の陥凹も目立たないのがお分かり頂けます。切開法ですので、重みの解消効果についても永続性が期待できます。ご本人から、術後に目を開けるのが軽くなって、とても楽になりましたと喜んでいただけました。
当院で行う手技では、目元を変えるのではなく、その人らしい雰囲気を維持した自然な二重まぶたを再現できるよう心掛けております。
埋没法術後の経過が思わしくない方などいらっしゃいましたら是非一度ご相談ください。
#写真使用にはご本人の許可を得ております。
想定される合併症:眼異物感、皮膚のたるみ、再発
費用(保険適応の場合):片側 1割負担 7200円 3割負担 21600円
2021年10月02日 17:55